壮大な北の大地を舞台に繰り広げられる金塊争奪戦の幕開け。不死身の杉元とアイヌの少女アシㇼパの出会いを中心に描く。
二〇三高地の爆撃戦から原作に忠実な始まりで、とても丁寧に作り込まれた印象。ただ序章も序章、「さあ、これからだ！」ってとこで幕切れに……。続きが観たくてまた原作読んじゃったよ。
金カムの良さは多々あるが、私が一番好きなのは登場人物のキャラの濃さとバックグラウンドの重厚さ。なので、いくら丁寧に作り込まれたとはいえ、映画では端折られちゃうんだろうな……、と勿体なく思ってしまう。正直ドラマの方が良かったんじゃないかな？これ最後まで映画版作られるのかしら？ちょっと心配。
ポストクレジットでは続編の主要人物も映し出され「あ！あの人が！その役を！！！」と心の中でビックリだったよ。
瞳に意志の強さを宿した山田杏奈アシㇼパが魅力的で良かった。白銀の森に佇むアシㇼパとレタラのツーショットに、思わず胸が締め付けられる。レタラ大好き！！！しかしアシㇼパの幼名は変更されてたね。元の名前は駄目だったのかな？(笑)
