久々の漫画の実写化作品~連日テレビで宣伝見るし、金掛けて作ったんだな~というのは察した。
原作漫画は途中までは読んでたし結構好きだった。予告編も面白そうだし、完成度も高そうだし、ここでの評価も高めだし、劇場へ足を運びました。
漫画の実写化なんで勿論不安はかなりありましたが、面白かった!!
「ゴールデンカムイ」の物語全体からしたら起承転結の「起」の部分だけど、個性的すぎるキャラクターたちが次々登場して飽きないし、展開もテンポ良く進みかつ要所要所にしっかり説明も入れてくれるので置いてけぼりも食らわず没入できた。杉元の、動物が好きな優しいところとかもちゃんと描いてくれたし、戦闘や拷問の場面では鬼気迫る立ち回りを見せてくれるし、山﨑賢人の杉元なかなか好きですね~。
ギャグシーンは結構カットされちゃうのかなぁと思ってたけど、そこもちゃんと入れてくれた~思ってたチタタプとはちょっと違ったけどほのぼので良い。
気になった部分は、暴力的なシーンが多い割には血が少ないところ。これは仕方ないのかな？でも千切れた指の断面が綺麗すぎるとか、人間の皮剥ぐの簡単すぎじゃね？とか。役者の顔と服がずっと綺麗なままなのもちょっと違和感。もうちょい血とかアザとか、泥汚れ下さい！と思った。
でもこの辺は邦画あるあるの範疇なので、映画観てて楽しかったのでそこまで目くじらたてる程ではなかった。
とりあえずもう一回観たいくらいには満足！
