「漫画実写の新たな成功例！大自然と魅力的なキャラ！」
原作漫画やアニメも観てない0の状態でトライ。
その後原作漫画を読みました。
何も知らない状態でも刺青の囚人と金塊という導入にワクワクしつつ、北海道の大自然の美しさや、野生の動物のリアルなVFX、主人公の杉元やアシリパを始めとする金塊争奪戦に絡むキャラ達ととても面白く楽しめました。
アクションパートはさすがハイローの監督ということもあり派手に、日常パートではアイヌ文化を知りつつ、フードパートでのオフビートなら掛け合いは演技が変わり笑ってしまう抜け感が最高でした。
そしてその後の原作と読み比べて驚いたのが、原作31巻の中でまだ序盤も序盤の3巻の前半までしか描かれてなかったこと。ストーリーとしてはこれから盛り上がってくはずなのに映画ではちゃんと一本の作品としての見せ場や盛り上がりを作っていて見事。
そして原作の細かいエピソードも忠実に映像化しており、少しだけ端折ったり、まとめている部分はあるが、原作の良さをまったく損なわない改変ぶりに製作チームの原作への強い愛を感じました。
ラストのこれからの展開を予期させるワクワクする演出などヒットしてもらい続編がぜひ観たいクオリティでした。
漫画実写化としてはまた新たな成功例として挙げられる作品かと！
