原作は全巻読んだ。映画見る前に改めて序盤を読んだ。
エピソードの前後や改変があれど原作に沿って話は動いていく。原作だと説明用のコマが割と出てくるのだが、映画では金の現代価値に換算した場合とアイヌ語の字幕とアシリパの台詞を除けば説明なしに話が進む。説明がないため熊が銃があっても倒すのが難しいことが伝わりづらくなってるなと感じる一方、説明ない分テンポよく話が進み集中が途切れることなく映画の世界に溶け込めた。
杉元の目の演技は中々によかった。いかにも覚悟の決まった人とわかる怖い目だ。一方キメ台詞の不死身の杉元だ！はバッチリあってると思う場面もあれば、ちょっと外してるな思う場面もありなんとも言い難い。ここは次回作以降に頑張ってほしい
アシリパは悪くはないんだけど、服とかにはもっと使い込み感がほしいと思う。
テンポよく物語を進めて、アクションも原作以上にマシマシしてると、原作映画としても単体の映画としてもかなり面白かった。次回作にも期待したいが今のペースで物語続けたらいつまで終わらないなと不安もある。どんなペースで続けるのか、次章の公開を待ちたい
