ゴールデンカムイのマキッのネタバレレビュー・内容・結末

原作に準拠してた
かなり不安視していた実写化だったけれども、本当に登場人物全てのキャストに納得感があったので、全然良い実写化だったと思う。
特に良かったのは白石由竹。油を塗ったくって鉄格子を通るシーンは映画館じゃなかったら爆笑していた。所々のムーブも白石っぽい感じがにじみ出ていたので、これは実写版白石だと認識できた。アシリパさんも大人すぎないかなと思ったが、意外とあっていたかもしれない。オソマを食べる杉本を見る目が原作で見たやつだったので面白かった。
実写ならではのカメラワークも良かったと思う。ヒグマの巣に飛び込んだ後に、第7師団がやられていくのを巣穴からの視点にしたのは英断だった。でもせっかく第7師団が熟練の集まりだというのを確認できる数少ないシーンが削られているのは笑ってしまった。ゆっくり後ずさりすれば良いって親父に教えられた人が画面外で速攻突進食らって死んでしまってた。
難点を上げるならば杉本の顔の傷がちょっとわざとっぽいと思ってしまった。後筋肉。軍人たちは筋肉で武装していてほしいところではあったよねと。