原作1巻読んだ程度で観に行きました。
何の期待も無かったですが、娯楽作品として面白かったですし、アイヌ文化や北海道に興味湧きました。旅行行きたくなる。
日本映画にしてはCG(SFXというのかな？)も映画館の大画面に耐え得るレベルだし、シリアスなアクション場面と合間のギャグの緩急も割と良かったです。
128分はちょっと冗長かなと思ったけど、劇場内も退屈してる雰囲気はありませんでした。
山崎賢人はこういう作品主演の常連だけど、ビジュアルも演技もクリーン過ぎて、眞栄田郷敦の方が私の杉元イメージに近いかな。
アシリパ役は全く子供じゃない上に滑舌ヤバいけど、あれは「日本語が母語じゃないから」設定なのかアミューズ山田杏奈の訓練が足りないのか。
矢本悠馬は美味しい道化役。
前評判通り、玉木宏の怪演凄かった。
続編がWOWOW独占放送な事がSNSで叩かれてましたけど、そもそもこの映画自体もWOWOW制作ですしWOWOWはクオリティに妥協しない作品作り得意なので、「地上波日テレドラマの結末が有料Hulu」とは私は違うと思ってます。
今秋の続編放送で唯一残念なのは、家のテレビでは映像美やアクションの迫力がかなり減ってしまうところかな。ある程度後でもいいから、続編の劇場公開もしてくれると、作品の魅力が最大限活かされると思う。
