ヴレア

インランド・エンパイアのヴレアのレビュー・感想・評価

インランド・エンパイア(2006年製作の映画)
2.0
あまりにぶっ飛び過ぎている。
リンチ監督がその場の思い付きで撮っていったらしいが、なるほど支離滅裂。全くわけわからんムービーとなっていた。
これに3時間も付き合わされるのだから拷問に近い。
同じくリンチ監督の「マルホランドドライブ」も謎は多いがまだ夢と現実との区別が付いていたし、ちゃんと筋を追って行く事が出来たので面白かった。
しかし、本作に至ってはもはや夢と現実との区別が無くなっているというか、殆どが夢の中のような狂気な世界というか覚めない夢を見させられている感覚で、そこに意味はあるのかな?って疑っちゃうのよね。
ストーリー的にも山場とか盛り上がる所とか無くて、ひたすらローラ・ダーンの一人芝居を見させられるので飽きてしまうし、なんとも言いようのない映画だった。
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