ぜんぶ、ボクのせいのミキオカのレビュー・感想・評価

苦しい。ただただ苦しい。

「ぜんぶ、僕のせい」この言葉がこんなに苦しいなんて。

良い演者を揃えた。
オダギリジョー扮するおっちゃんがお金を貸してくれって場面がめちゃくちゃ笑った。側から見たらどうしようもない人だけれど、親から見捨てられた子や家族が居ても居場所が無い子にとってはおっちゃんが心の拠所だった。
それが痛い程分かるだけに辛い結末だった。救いの無い作品だからこその大瀧詠一。そこに違和感が残ったが、希望の大瀧詠一が鎮魂歌ならば納得。