視線
見つめる先が希望なのか願望なのか。
しんどい環境の人たちが寄り合う時間を見た。
子供ながら苦渋の選択をした主人公。関わる人次第で価値観が大きく左右される繊細な年代に濃ゆい経験を積んでいく展開…
なんと表現すれば良いのか∙∙∙
どんな言葉で伝えれるのか見つからないような作品。
絶望の先、愛情の先、孤独の先、
共存の先、無力の先、夢の先、
様々な感情や出来事には先があって
些細なことでも良い…
「ぜんぶ、ボクのせい」なんかじゃないし、
誰のせいでもない。
それぞれの立場で理解できる部分が少なからずある。何が正しくて、何が間違いなのか。
色々と考えさせられた。
・
是枝作品に通づるテーマ。
…
このレビューはネタバレを含みます
完成披露上映会にて。
白鳥くん初の舞台挨拶で緊張してたけど、受け応えが初々しくて和みました
撮影時より身長伸びてたかな?
前半はありがちな設定だけと、白鳥くんの演技に泣かされて、最後はモヤっとさせ…
キャスティングが神すぎる。
出てくるヤツ
ぜんぶ、ちょっとだけ優しいクズ。
クズになりきれない大人のせいで
少年少女は現実に絶望していく。
それでもいつか
あの絵に希望を見出してくれ。
どうか。…
児童養護施設で
⺟の迎えを待ちながら暮らす優太は
ある⽇ 偶然⺟の居場所を知り
会いたい⼀⼼で施設を抜け出す
本当の家族からは追い出され
行き着いた先で出会った他人と築く関係
家族じゃないけど家族…
© 2022『ぜんぶ、ボクのせい』製作委員会