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ガザ 素顔の日常のよのレビュー・感想・評価

ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)
3.7
ドキュメンタリーはこれに尽きる。
「わかりやすく、ありのままに。」
「わかりやすく」はともかく、「ありのままに」というのは難しい。信念がなければドキュメンタリーなど撮らないが、信念があるほどフラットになりづらくなるからだ。

ところが本作は、わりあい「ありのままに」ガザ地区を伝えているようにみえる。このような政治色の強いテーマで、これほど偏らないものが観られるとは有難い。

と有難がるものの、出来ることはまったく思いつかない。
行動を伴わない知識に、はたして価値はあるのだろうか。
よ