ヒトコブラクダ愛好家

パレスチナのピアニストのヒトコブラクダ愛好家のネタバレレビュー・内容・結末

パレスチナのピアニスト(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

クレッシェンドてきな話だと思ったら、、!
ロシア色ゴリゴリだな。

この作品はアラブ人もイスラエルに行けるし
イスラエルで活躍できる!って言いたいのかな?
こんなふうには書きたく無いけど
ミーシャはロシアとパレスチナのハーフで
見かけは結構ロシア人に似てる。
これがステレオタイプのパレスチナ人だったら
はたしてイスラエル政府は彼をオーケストラに誘ってた?
正直そうとは思えないし
検問所を何度も行き来してたら
それこそイスラエル政府から怪しまれると思うんだけども。
それは彼がイスラエル人風だから許されてるの?
たまたまイスラエルの会社が配給しただけで
ヘブライ語なんて1単語しか出てこなかった。
ラマッラに彼の先祖が移る前に住んでた地名。
イスラエルに盗られたところ。
(そろそろイスラエルのゲシュタルト崩壊してきた)

会話の9割くらいはロシア語だし!
ゴリゴリのアラブを期待してた、、
と言ってしまったら私も偏見まみれな考えに侵されてるわけだし。
彼みたいな”アラブらしく無い”アラブもいるわけなのに。

この物語のなかには戦争とか空襲とか
そう言ったワードは出てこなくて、
検問所という言葉だけが日本との違いを感じさせる。