大御所監督だからなのかみんなやけに辛口ですね…。普通に楽しめた。
映画自体は3.5という感じだけど、ゲイ当事者としてゲイふうふ＋養子の家族愛をホラーとしてよく描いてくれた！！という気持ちが大きいのでプラスです。
ふうふ役の俳優2人とも実際にゲイ当事者というところも素晴らしい。
ホモファビアもテーマに絡んできたり、ゲイふうふだと代理出産なんかも多いけど
養子に設定する事で血が繋がってないなんて関係ない、深い愛を描き切ってくれて良かった。
舞台もキャストも限られてるけど不思議と飽きる事なく、緊張感を持って見られたのは監督の手腕では。
終末が嘘なのか、本当なのか、絶妙な曖昧さで結末を見ても大きなカタルシスはないけど爽やかさはある、不思議な後味で嫌いじゃない。
原作読みたくなりました。
ネタバレ↓
子供役の子演技うまかった。酷い目には合わないけど十分トラウマ級な状況なのはフィクションだから許せる範囲かな。
ホラーだと子供をグロい目に合わせるとかありがちだけど、子供は守るものって大前提がずっとあったので安心できた。
個人的には世界なんて知るか！！って世界が燃えても3人で生き残って欲しかったけど。
少なくとも終末の予言が現実で、世界が救えていて良かった。
