予告から気になってたので鑑賞。
OLDの時もそうだが超気になる導入が見事!
ありえない設定なので観念的、寓話的な話でシャマラン監督のハプニングやサインに近い類い。
ほぼ人里離れた一軒家の中の話しなのに恐るべき緊迫感のある画面。緩急もあり微笑ましいシーンが回想シーンであったりTVに映ったり構成が上手い。
キャストも難しい役どころを説得力のある芝居と演出が超絶上手い。カルト狂なのか真面目に言ってるのか絶妙なバランスの見せ方が印象的で不気味な音楽と共にめちゃくちゃ盛り上がる。
名優、有名どころをキャスティングして限定スリラーならではの表情のアップを多用してもしっかり画が持つ凄さ。
余計なものを削ぎ落としたソリッドな会話劇で最後まで持っていく脚本の力、見せ方の力、役者の力とさまざまな要因が見事に絡み合った最高のマリアージュ。
8歳のウェンが美少女という訳では無いがキュートで可愛い。
ゲイのカップルと養子の娘という構成も新鮮だった。
同じ歌が流れるのだが1回目と2回目では全く印象が違う。
監督のカメオシーンはほっこりして良かった。
エンディングの仕掛けがお洒落で新鮮。