アル華

ノック 終末の訪問者のアル華のレビュー・感想・評価

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
3.0
【胡散臭い世界の守護者4人】
ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。
引用 : 映画.com https://eiga.com/amp/movie/98588/

関心は持てるものの、退屈感は否めん…
いわゆる黙示録作品で、ベースは、”未来の苦難の予言”と言われる、子羊(キリスト)によって、封印が解かれるたびに現れる4人の騎士が示されたヨハネの黙示録の4騎士。

これをなぞって、電話も繋がらない別荘で、平穏に暮らしていた家族のもとに突然現れる謎の4人組は、偏った陰謀論オカルト思考を持ち合わせているのか?それとも本当に予言(ビジョン)を見たキリスト的(伝える)存在なのか?
ほーんと信用出来ないセールスマンみたいでこの4人組好き!(ロンも腐り散らかしてるし☺️

映像では、小さな別荘が舞台にも関わらず、裏で動いている世界の崩壊。
これはシャマラン過去作『ヴィジット』同様コンパクトな舞台と、それに釣り合わない現実味のない恐怖がリアルに伝わるものの、本作では何処か終末感が感じられない、もどかしさがマイナス要因でした。
黙示録ゴリ押し描写もちとどうなのかなぁ..
わざわざ社会からの劣等感を覚えるゲイカップルである意味も感じられないしなぁ…

配信に来たら1度鑑賞されるのはありだと思います!
個人的には原作小説の結末の方が、良い😔
⭐️気になる方は↓から!
https://en.m.wikipedia.org/wiki/The_Cabin_at_the_End_of_the_World
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