情報が閉ざされた中で、不審な訪問者の世界終末論を信じるか否かの”選択”を迫られる……。
面白い設定でつい観たくなるし、段階を追うごとに彼らの終末論は本当なんじゃないかという気持ちが大きくなる中、タイムリミットだけが刻々と近づいてくる不穏さが良い。いやーな展開が続くのだけど、つい引き込まれてしまうんだよなぁ。
何度か回想があるんだけど、そこまで深掘りされる訳ではなく、いまいち主人公達に感情移入出来ない。だから最後はなんとも言えない不思議な気持ちになった。ただ、信じるか否かという”選択のせめぎ合い”が見どころなので、そこに終始している点は良い。
子供ってなんだか妙に鋭くて、幼いながらに全部分かってるんだよね……。