このレビューはネタバレを含みます
あんなタトゥーだらけの巨漢の教師、アメリカではアリなの?
ゲイの夫婦とアジア人の養子か。微妙なとこ攻めていくねえ。
んー、全体に纏っている緊迫感は楽しめるのだが、このエンディングはどうなのか…。スッキリとはしない終わり方だったな。
訪問者と被害者のそれぞれの人選に意味を持たせてくれるのがシャマラン監督だと思ってたんだけど、尻切れ感が残念だ。
そうか、これはトロッコ問題か。
この人達は死ぬまで拭えない業を抱えて生きていくんだね。合計5人見殺しにしてるからね。あと世界中の被害に遭った人達か。でもこちらは災害なんだからと自分を納得させられるか?うーん…。
あの山小屋の5人の遺体が発見されたら警察は動くよねえ。そして行方不明になった2人が怪しまれて全国に指名手配が掛かるよねえ。そういう意味でもその後の人生平穏ではない。
例えば被害者の人達が誰か1人を選ばなきゃいけない納得のいく意味があるとか。それぞれ何か世界に身を捧げなければいけないほどの罪を背負っているとかさあ。娘はまだ8歳だからそういうのはありえないと思うけど。
ま、その理不尽さこそが作品のキモなのでしょうけど。
しかしまあ、ルパート・グリントは、あのシリーズ以来その風貌のせいかチンピラ風な、ちょっとした役ばかり目につく気がするが、ここまで早く退散するとは残念至極です。
あ、そういえば今回シャマラン本人は出てたっけ?ニュースとかのシーンに出てたのかな?