権力と金を手に入れるため、ロッキーが拳と決死の覚悟で成り上がる物語の第1弾。
鈍い音と殴り飛ばし、
映像は陰影が濃く昔のドキュメンタリーのようで、ダークヒーローのような面持ちだった。
インド映画でお馴染みのダンスシーンは、
みんなが踊るなか、
ロッキーは独り煙草を吹かしてクールにキメる。
カットは2秒に1回ぐらいガンガン切り替わり、目で追うのに必死。
しかもストーリーは“ロッキー伝説”を現代のテレビマンが語り、再現映像を我々が見ている形式。
喋り手が、過去の話をしているときにもっと昔のことを振り返り、「先走りすぎた」と近年ことを話し出し現代にも戻るので、何の話をしているか分からないときがあった。
とはいえ、キャラクターはキレたら何しでかすか分からないカッコよさがあってCHAPTER2に期待。
ロッキーが赤シャツでグラサンの男衆を引き連れる1シーンだけで、こいつはただ者じゃない凄みには惹かれたので。
「死ぬときは支配者でいなさい」
「名を上げた」
「欲しいものは?世界」
「サラームロッキー兄貴♪」
「私は絡みつく稲妻よ」