べりべりべりー

K.G.F:CHAPTER 1のべりべりべりーのレビュー・感想・評価

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)
4.9
ロッキーは炎、敵は燃料

ド派手な音楽に負けない位絵面がストーリーが濃厚で、チャプターを超えても変わらず約5時間アツく痺れるほどに魅せてくれる。このシチュエーション、この画面が見たかったという欲求がもれなく満たされた。
あくまでも超断片的な情報と口伝による伝記であり政府によって屠られた歴史の一部を取材を介して紐解いている、という構成が上手いと思った。それは流石にどうなの?みたいな引っかかりも気にならなくなるし、さらにロッキーにはこの男ならやってのけるだろうと思わせるカリスマ的な存在感があるから。
ブレないインドの男の芯にはブレない母親が存在している。鑑賞後に即サントラ買いました。