Shaw

哀愁の湖のShawのレビュー・感想・評価

哀愁の湖(1945年製作の映画)
4.1
素晴らしい。
淡々とじっくり見せていくテクニカラー・ノワールの傑作。

なんといってもジーン・ティアニーの魅力に尽きる。
間大西洋アクセントは結構個人的にはウザく感じるんだせど、それすら気にならない。彼女のささやくような落ち着いた話し声が本当に魅力的で、でも同時にそのギョッとするような狂気的な目線はわりとガチで怖い。

映像もテクニカラーの厚ーい色味が絶品で、高級感のあるセット撮影が、全体的な落ち着いたトーンとよくマッチしてて最高。エンディングは不満足だが久しぶりの佳作フィルムノワール。
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