とある保育園の1年間を、年長さん(すいすい組)を主観に1時間半見学体験させてもらう。
ということで。
そんだけの映画なんだけど。
ドラマが詰まってますよね。
こどもの日常ってほんとドラマチック。
でそれを切り取る製作陣の手腕がビンビンに冴えてます。
やっぱこどもを知らない大人たちはとっても勉強になると思うんですよ。
僕なんて普段こどもと触れ合うなんて現実はフィクションに近いので。
こんなに魅力的な人間がいることへの悦びと、それを優しく見守る人々への敬意で胸がいっぱいになります。
現実はそんなに簡単で楽なものじゃないはず。
だから本作に国が関わっていることにどうしても疑問符がつく見方をしてしまいます。
知り合いの保育士の方々をみていると、保育はそんな綺麗事だけでは済まされない大変なお仕事だと感じます。
本作を見れば明らかですね。
問題は山ほどありますが、けど確かにこの映像は我々に大切なメッセージを伝えてくれていることに違いありません。
対話することの重要性をいま一度。