磨

こどもかいぎの磨のレビュー・感想・評価

こどもかいぎ(2022年製作の映画)
3.9
子どもたちが輪になって様々な議題について自由に話し合う「こどもかいぎ」。
新たな取り組みとしてこのかいぎをスタートさせた、とある保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー映画。

いや〜、想像以上にいい映画で、荒んだ心には最高の清涼剤(笑)
ナレーションの糸井重里さんや、主題歌「ビューティフル・ネーム」も心地よい。
考えさせられたし、何より心が洗われた。

考えてみれば本当に答えが無いような内容も話し合ってるし(「子供ってどうやって出来るのか」以外は即答できない笑)、昨年鑑賞の「モンテッソーリ 子どもの家」でも思ったけど、子どもたちの自立心や他者への思いやりなどは、人に教えられるよりも子どもたち自身が考え行動していった方が余程身に付くと思う。

なんか揉め事あったら「誤りなさい!」「ごめんね」「いいよ」の三点セットで全て解決してた自分の保育園時代を恥じたいが、昔はあんなもんか…。


2018年の撮影と言うことで、その後の彼ら彼女らが気になってたけど、エンドロールで3年後の彼ら(先生も含め)も明かされる。
子供にとって、3年って人間的にも成長する事かわかった。だんだん退化していく人からすると羨ましい(笑)



…で、心洗われた後で言いたいこと一つ。

登場するユミコ先生がね、とても可愛いの(笑)

某.comレビューでも『アイドルレベルの先生がいる!』ってレビューあったし、同じ人いてちょっと安心しちゃった。(子どもたちへ、俺みたいな俗物になっちゃダメだぞ)
磨