子ども園で取り組んでいる「子ども会議」についてのドキュメンタリー作品。
映画予告を見てから必ず見ようと思った。気が付けば終了間際。たくさんの方々に見て欲しいのに上映期間が短過ぎる。
さて感想は、
とても共感が得られる取り組みであり、かなり感心できる感覚の連続でした。
「得意なものは何か」
「夏休みの楽しみは」
「最近、覚えたこと」
「なぜ鼻をほじるのか」
と、手軽なテーマから
「なぜ生まれてきたのか」
「なぜ死ぬのか」
「なぜケンカするのか」
「なぜ卒園するのか」
と、壮大なテーマまで
自分の思いを伝えることが苦手な子も徐々に成長していく姿がわかる。
また、先生も「子ども会議」を通して、気付く点も多い。
ちゃんと最後まで聞く、
発言を発言を否定しない、
傾聴する、
的外れの回答でもちゃんとフォローする。
そして個性を大切にする。
園長先生、
主要な担任の先生、
苦悩しながらも子どもたちの成長のために、よく考えて、子どもによく考えさせている。
見守る、とは、考えさせて補助する役割でしょうか。本質を理解していないと単なる放置になってしまうから注意が必要だ。
子どもの可能性は無限大なんだ、と、改めて知らしめられた感覚です。
最後のコメント、ネガティブな書き込みを防止させる配慮がとても良い。
南極にでもピーステーブルを作りますか。