のすけ

アウシュヴィッツのチャンピオンののすけのレビュー・感想・評価

3.8
息を呑む91分。
91分かー、実際には115分くらいの厚みを感じさせる作品でした。
第二次世界大戦中のアウシュビッツ強制収容所。ホロコーストの最中、ドイツ兵たちの娯楽の為に戦うことになった元ボクサー。勝利すると貰える僅かな食料目当てに勝ち続けるしかない日々。実話というのが凄い。
人間の命が最も軽くなる瞬間を見ると、毎度愕然とする。
メイク、カット、演技‥どれも予想よりもクオリティが高く良作でした。