実話に基づく話
彼は、正統派のボクサー🥊だった
人の為に
息子のような若者の為に
生きるために…
なのに
人は死んでいく
ユダヤ人の行列は毎日やって来る
寒空の下、コートも服も脱がされて
入浴の後、返すと言われ…
苦悶の叫び声と共に死んでいく
断末魔の叫びを消せるはずもなく…
収容所では
ボクシングを娯楽として
ナチスも囚人達も熱狂していた
彼は強かった!
囚人達のヒーローであり
皆の目がきらきら輝いて
希望の星であり
報酬の食べ物は皆に分け与えて
ずっとこの生活が
続いたら良かったのに
…
強すぎた…
勝ち続けるボクサーは鼻についてくる
上質な服、上質な食べ物
暖かいベッド
そんな所で暮らしている上官達
その中でも
人殺しを日常茶飯事にしていると
心がさいなまれる人も…
葛藤はするが
改心するより、より決意を固め
腐ったナチスの上官達と
いつもの生活を続けていく場面も
ナチスの上官達は本当に腐っている
奴らの考えは最低、最悪
囚人を人間として扱わない
すぐ撃ち殺す
⁝( `ᾥ´ )⁝
どうせ撃たれるのなら
命乞いするより撃ち返すのありだ!😭
大好きな人を殴るより
クソナチスの上官を殴るのありだ!😭
うつろで悲しげな彼の目が
収容所の建物を見渡している
こんな形で
アウシュヴィッツを後にするなんて…
それでも
ボクシングの腕のために
次の収容所へ連れていかれ
その後も闘い続けたそう
あの、アウシュビッツで
こんなこともあったんだと
記憶に残しておきたい映画だった
戦争が終わり
彼は
子供達にボクシングを教えていた
心が癒される日は来るのだろうか…
平和がずっと続けばいいね