バニラ

アウシュヴィッツのチャンピオンのバニラのレビュー・感想・評価

3.5
収容所を生き延びたボクサー、テディの3年を描く。
アウシュヴィッツなので覚悟して観始め、実話を元に脚色はあってもそれ以上に厳しさを感じた。
描写はキツい、リアルな銃殺シーンは指定なレベル、戦争の悲惨さを考えさせられる。
勝ちに幸せもないチャンピオン、それでも闘う姿はやりきれない。
ヤネックの悲劇には言葉もなくて、収容所での闘いは階級なしのガチンコ、やられても瞳は輝いてた。
囚人番号77、根性のラストバトルでした。
テディにとってボクシングとは何だったのか、悲しみあっても心にある正義が素晴らしい。
幸せのエンドロールも熱かった。
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