大戦後、収容所生活を経て祖国へ戻った帰還兵たち。しかし数年ぶりに戻った祖国は帝国が崩壊し、社会も人々も歪んでしまった世界であった。そんな中、帰還兵を狙った連続殺人事件が起こってしまう。殺された帰還兵はある共通点があった…。帰還兵で元刑事のペーターが事件の真相に迫っていくストーリーとなっている。
全編ブルーバック撮影ということで、CGであることはすぐにわかるのだが、背景が常に歪んでおり、雰囲気が陰鬱としているのも相まって不安を煽ってくる。被害者は残虐に殺害されているが、全体的な暗く思い雰囲気であったり、戦争後ということもあるのかそこまで大きなリアクションを取っている人物もいないので、そこまでショッキングな印象は受けない。
犯人が誰なのか、ミスリードもあり予想がつかない。ラストまで全然予想出来なかった。そこで来るのかー！という感じだった。
