トムトム

劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編のトムトムのレビュー・感想・評価

2.5
なんだかんだと付き合ってきた劇場版も最終章。

セーラー戦士VSセーラー戦士が描かれます。

今作のラスボスは自らの守護星を探すため銀河中のセーラー戦士と惑星を破壊し続けるサノスもびっくりの最強のセーラー戦士 セーラーギャラクシア。

三石琴乃VS林原めぐみ、という今が西暦何年かわからなくなる夢のビッグマッチです。

ゲームセンターで女子中学生を口説いて付き合うヤベエ大学生まもちゃんは今作も早々に敵に攫われます。
ピーチ姫でも最近は戦うのにコイツはブレへんな。

今作の新キャラとして表向きは男性3人組アイドル・スターライツながら実はセーラー戦士という3人ですが、「え?実は女だったの。」みたいなツッコミもなくうさぎちゃんに恋した挙句キスするなんて現在LGBTQ描写に汲々としているディズニーを何周もリードしていたんですね「セーラームーン」。

でもコイツらなんちゅう格好で戦うねん。
ちびっ子の新しい扉を開きそうです。

常には「彼氏!彼氏!」言っているヴィーナスとマーズがうさぎへの想いを胸に「だから男なんてお呼びじゃないのよ。悪い?」と覚悟完了するシーンは良かったですね。

ストーリー展開がくどいのが残念です。

序盤のループ物的な展開というかうさぎちゃんの記憶喪失展開いりました?

あと変身シーンをくどいくらい見せてくるのもテンポが悪くなる原因です。
そのくせバトルは瞬殺で終わるのでバランスが悪い。

ここまで付き合ったからには最終作も見ますけどもうチョット盛り上げも大事にして欲しいですかね。

昔は亜美ちゃん推しでしたが歳をとってわかるジュピターの良さ。
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