なちここ

呪詛のなちここのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
4.3

禁忌を犯した罰の呪い。
最後まで見たあなたは…


クオリティ高い、雰囲気最高。
まとわりつくような気持ちの悪い怖さ。
一人称で進むので臨場感があるから怖さが増す気がする。
途中感動気になったりで、
怖さとの緩急が逆に疲れるかも?


最初から恐ろしい。
ホラーというより、
未知の儀式と恐ろしい力が怖い。


冒頭から刷り込まれるとある儀式の紋様と、
お祈りかのような謎の呪文。

信用出来ない語り手、女の真実が暴かれた後、
仏母の"顔"を見てしまった自身の行く末が普通に怖くなってしまった。

度々出てくる呪いを分け与える言葉が反芻され
て、見終わったあとしばらく耳から離れない。



あ、みんなに呪文が広まったら大丈夫なんだ!
と思わせておいて、紋様を直視したり考えすぎたらアウトとかこ、こいつwww(´・д・`)

1人で見てたら震えてたな…



予告の最後のシーンがマジで最初見た時本当に怖かったなあ。
ジャンプスケアがなんだかんだ1番こええよ!


恐ろしい力に突き動かされてか、
呪いを受けてなのか、自ら死に赴く可哀想な人達を突き動かす母の力が怖い。

頭をひたすら容赦なく打ち付けるの怖すぎ。


救いも慈悲もない、
ただひたすらに邪悪な神の力。
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