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呪詛のmalのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
2.0
話題になっている Netflix発の映画。台湾制作のホラー映画を初めて見ました。ジワジワ系で、ジャパニーズホラーに近い構成。虫や集合体が出てくるので見る人によっては厳しいかも。

一人称視点シーンをPOVというらしいですね。 全編POVで構成されている映画で、没入感は高いです。そしてそういった見せ方にストーリー・構成上の意味がきちんと付けられているのもすごく好きです。ただし、物語後半では、主人公が執拗にビデオを回しているのが不自然に感じました。どんな状況でもカメラを止めない…。

あまり内容を理解できなかったためそれほど楽しめなかったというのが正直なところ。呪いをどうにかしたいというのは分かるんですが、呪いにかかった理由がアホすぎるし、そのとばっちりが子供に起きるのはかわいそう。例のごとく秘境にいく主人公含めた若者一行が無知で傲慢でおバカなので全然可哀想と思えない。とにかく子供がかわいそうです…。可愛らしい子供なだけになおさら。 登場人物の置かれている状況や何をしたいのかがあまりわからず、かといってよく知りたいと思えるほど画面に集中もできず、だらっと見てしまいました。
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