Netflixで話題だったので鑑賞。なるほど、媒体との相性抜群ですね…。不幸のメールの現代版。
YouTuberやSNS等、割とフワッとしてしまいそうな時代性ある題材を掠めとりながらも、古代経典の翻訳のため和尚のもとを訪ねたり、宗教的な手印の意味を分析するそぶりを見せたり。異形や異文化に迫っていくような、意外にも重厚なホラーでした。怖がらせる各演出は見応えアリ。
POVが映像的な臨場感を出すためだけじゃなく、巻き込むギミックとしても機能していたので、不自然な点は多いけれど成功していた…。
個人的には、唱える呪文をもうすこし簡単にした方が効果的だったんじゃないかな。とか、思いつつも、ちゃっかり音量をいつもの1/2にして鑑賞してました。なんですかね、製作陣のせめてものお情けなんですかね。字幕注視作戦でも逃げられないホラーです。
口直しにジャルジャルの「高ぶり上司」でもどうぞ。