まっと

呪詛のまっとのネタバレレビュー・内容・結末

呪詛(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ちくしょう!やられた!と思った瞬間正直興奮した(のんきか)

一緒に観たお友達の身内の方の持論「霊は上の方に溜まるはず」に「だから天井高い部屋住めば安心すよwww」「天井には居るんじゃんwww嫌じゃんwwwwww」て笑い合っていたらなんかほんとに天井に手を伸ばすシーン出てきてタスケテーー思った

前評判通りやっちゃいけないこと全部やるし嫌なこと全部見せられるしあらゆる方面の恐怖が映されるし ハンバーグにエビフライにトンカツなんですよ 少し落ち着け 怖いんじゃこっちは

呪い、拡散、認識の共有、どこかでもしかしてと思う気持ち
別所の感想で「認知して共通認識が生まれる→意味がわかる人間にだけ意味を持つ」システムを使った大変「効果の高い」恐怖の描き方にスゲー!と思いました

見たら死ぬものを見て本当に死ぬわけないじゃんと思う気持ちと、見たら死ぬものを見たのが私だけだったんじゃないか、と不安になる気持ち
みんながみんな全員死ぬのは有りえないよと理性は思う でも、この呪いを知って、作用することを知ってもしかしたらチャンネルが合ってしまった私は、果たして呪われないと言えるのか???と怖がりの自分は思う
さすがにゲースロみたいな物理で効く呪いがあるとは思ってないけど 人間社会に連綿と生き続ける古今東西の呪いのシステムは、「在る」ものだと思う そういう納得の気持ちに巻き付いて恐怖をお届けするタイプの最悪ホラーでした
まっと

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