アジアの怪奇的な伝承、みたいな意味合いでのおもしろさはあったものの意外と怖くなくて、なぜ怖くないかを考えると、
・始まりが主人公たちから首を突っ込む系なので少なからず自業自得感があって、自分に呪いが降りかかる気がしない。
・時間軸が前後してることで考察しながら観てしまって作品世界に没入しない。感覚より頭を使う。
…というあたりが理由なのかも…。
ホラーとしては、まっすぐ時系列で描いた方が怖い気がするんだけどどうなんだろ…。
あと、序盤で引き返していれば、「物の見方が変われば〜」を伏線として、イット的な明るいエンドもあったのかな…?ノベルゲームだったらマルチエンディングがいっぱいできそうな…。
色々考えてしまうという意味で興味深い映画でした。