しゅうへい

呪詛のしゅうへいのネタバレレビュー・内容・結末

呪詛(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

心霊系YouTuberとして活動する3人は撮影で訪れた宗教施設で禁忌を破ってしまう。悍ましい呪いにより撮影クルーのリー・ルオナンは目の前で友人と恋人を亡くすことに。惨劇から6年後、彼女は養護施設に預けていた娘にも呪いが伝承していたことを知る。

初台湾映画。台湾で起きたとある事件をベースに制作した「台湾映画史上一番怖いホラー」という割に拍子抜け。好奇心と承認欲求の為に呪いに触れてしまった迷惑YouTuberの末路を描いた作品。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』に影響を受けたであろうファウンド・フッテージ系作品。じっとりした雰囲気が日本の作品にも近しいものを感じた。グロテスクな描写よりも虫や集合体が苦痛だった。画面が切り替えてまで視聴者に語りかけるのは一気に冷めちゃう。

台湾発のホラーゲーム『還願』等で台湾流のホラーがどんなものかはイメージできてた。宗教的な作品が台湾では主流らしいけど肌に合わないみたい。今作もできる限り(部屋を暗く、ノイキャンで音量上げて)視聴環境を整えても「恐怖」にはなぜか繋がらない。最後まであまりに自業自得で娘や関わった人が可哀想という印象。今作で分かったことはアジアンホラーは個人的に全く怖くないこと。恐らく好みの問題かと思うので他の方のレビューを参考にしてみます。
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