イライライジャ

呪詛のイライライジャのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.0
こんなインド的だと思わなかった。インドでは現在も実際に子供生贄にして神に捧げている事件がある。それを外国人が異質なホラーとして落とし込んだら怖いだろうな、と前から考えてたけどまさにそんな話。
人々の苦しみを受け止めることを「代受苦」と言う。代受苦によって見た目は醜く痩せ細り、天然痘で穴だらけの姿になったチャームンダーという女神がいる。その姿は慈悲深さゆえの代償。
部屋にカーリー神の壁画があったが、このチャームンダーはカーリーの化身。娘の進行度と一致しているが、あれは人々の苦しみを受け止め、母神となったのだと解釈した。

熱く語っていてあれだが、映画は全然好きじゃない。全く怖いとも思わないけど1週間くらいシャワー中に思い出した。脳は怖がってたんかな。