あんず

呪詛のあんずのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
4.5
手持ちカメラの映像が大半を占めており生活感のあるカメラワークが良かった。曇り空で湿度の高そうな街、鈍い色味の映像、演者の親近感のあるビジュアルが作品世界を引き立たせていた。物語は予想できる展開ではあったものの、この世にある気持ち悪いものと怖いものがオールスターで登場しており、非常に見応えがあった。ラストシーンでは繰り返される呪文を唱えまいとしていても、いつの間にか復唱してしまっていてやられた!と思った。
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