こんなに後味の悪いホラー映画は初めて見ました。
他のホラー映画だったら、見終わった後の「生きて帰れた」感で、ある種のカタルシスがあるのだけど、この作品はそれを一切許してくれない。
「巻き込み型ホラー」という感じ。
ジャンプスケアやPOVも怖い。もちろん、ところどころ叫びました。
でも、最後に明かされる主人公の意図が、怖い演出よりも遥かに上をいっていて、見た後も心にズシっとくる。本当に理不尽としか思えない終わり方。学生時代に流行っていたチェーンメール(不幸の手紙)を思い出しました。
呪文が忘れられなくなるような仕掛けには感動すらしてしまいました。
また、土着信仰を題材とした作品ならではの祭具も見応えあり。
夜に見たのを後悔しながら、このレビューを書いています。
見終わったら、友人に呪文を食らいました・・・。理不尽だぁあああ🥲
去年見た『女神の継承』並に好きなホラー映画です。