HAYATO

呪詛のHAYATOのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.0
2024年20本目
Only on Netflix
台湾映画初鑑賞!
台北映画祭で7部門にノミネートされた視聴者参加型ホラー
かつて宗教施設で禁忌を破り、呪われてしまったルー・ルオナンは、数年の時を経て、その呪いが自分の娘にも影響していることを知り、必死で我が子を守ろうとする。
こんなとんでもねえ話が台湾で実際に起きた事件をモチーフにしているというんだから驚きだ。
物語はファウンド・フッテージ(撮影者が行方不明などになったため、埋もれていた映像という設定)スタイルで展開されていく。
アジアならではの風土や宗教観が反映されていて、『ヘレディタリー/継承』や『エクソシスト』のような日本人にはあまり馴染みのない悪魔崇拝を描いた作品とはまた違う身近な恐ろしさがある。
虫や集合体を使って生理的嫌悪を抱かせるホラー演出は鳥肌もの。
ケヴィン・コー監督はすでに続編に着手しているそうなので、本作で残された多くの謎が解明されることに期待したい。
映画館で見れる自信はないので配信で見ます。
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