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呪詛のyのネタバレレビュー・内容・結末

呪詛(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

怖いの苦手だからしっかり怖かったけど、派手目なことをやるとスッと醒める

"見えちゃってる"または"見えちゃうかもしれない"時は怖くて怖くてヒィーとなるんだが、ここぞ!と力入ると向こうから思い切り"見せに来る"ので、逆に超安心する。タメてのドーンが多いのもあって、そろそろドーンってくるな、とホッとするという謎の事態が頻発。

最後の顔とかアイデアや見せ方は超良いのだから静かに見せりゃいいのに、とか思いもするがホラー的な盛り上がりで言うとああいうのが必要なんすかねという。あんま見ないからわかんないけどさ。
ゆーっくりあの布めくったら穴になってるほうが怖くない??


結句いちばん怖かったのは序盤のエレベーターから声したりするあたり


ドラレコの使い方は良い 定点観測的な使い方とてもうまい
けどGoPro多すぎて見せたい画が見れすぎる気がしている ウサギカメラは便利すぎ


というか全体的にカメラが多いよね とはいえ演出的に楽しくみられることが優先されているのは問題とは思っておらず、それが本当に面白さにつながっているのか、というところ まあいいのか
まあPOV風の客観視点映画なんでね いいんですけどね お約束というか


視聴者参加型のアイデア自体はいいけど…これはモキュメント的仕立ての弱点でもあるが、構造の開陳が段取り臭さからなかなか逃れられない。モキュ的仕立てを破綻させない手続きのぶんなんだろうか、観てるこっちの想像よりも1テンポ遅い。それがつまらない。
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