剣々

Monkey Enters Lanka(原題)の剣々のレビュー・感想・評価

Monkey Enters Lanka(原題)(2022年製作の映画)
1.5
囚われの王妃を救え

強力な王国ランカは暴君ラーヴァナによって統治されていた
ラーヴァナは各国から美女を次々と誘拐し私服をこやしていたのである
偉大な王ラーマの妃シータも拐われた1人だった
ラーマはシータの居場所突き止めるべく猿神ハヌマーンを遣わすのだった

インドの伝説をモチーフにした短編作品
邦題は「怒れ ハヌマーン!ランカの救出」
全編英語セリフのようですのでインド映画ではなさそう…(アマプラさんでインド映画って検索したはずなんだけど)
ちなみにランカはスリランカのことらしいです

実写とCGの入り乱れる狂気の映像が楽しめます
主要?な人物は実写、ハヌマーンやそのアクション相手は全てCGです
しかもアセットそのまま流用した様なレベルのCG笑
ハヌマーンは何故か頭がやたらと巨大でバランス悪いのが特徴ですね

物語もシンプルでわかりやすいのですが、ビックリするほど頭に入ってこない
字幕が機械翻訳っぽくて酷いのもありますが、テンポ悪いし映像からも魅力が伝わってこない…
アクションシーンもスローリー過ぎて爽快感も迫力も皆無でした

前衛芸術的な感じなのか色ついたりつかなかったり、声も突然エフェクトかかったりと色んな表現にチャレンジしようとしている姿勢は良き?かも知れません
普通にインド映画の監督が神話ものとして作れば面白そうな題材でもありました

頭デカハヌマーンの物語でした
なんとなく30分浪費したいなって時にオススメです



【雑記】
最近、良い話の映画観たい欲とどうでも良い話の映画観たい欲がせめぎ合ってます
こういう時は大体後者が勝つか、結局アクション映画観はじめるのがいつもの私です
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