S510

海上48hours ―悪夢のバカンス―のS510のネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

よくあるサメ映画の1つ。鑑賞中に邦題が思いっきりネタバレしていることに気が付いて、相変わらずクソなセンスだなと強く感じた。
海底47メートルの様な息詰まる緊張感は皆無で、短い時間でサクサクと死にそうなキャラから順当に死んでいった印象。流石に鮫がアグレッシブすぎると思うのだが、襲ってきたのは同じ1匹だったのだろうか。
水上バイクを盗んだせいなので自業自得といえばそれまでなのだが、怪我した友人の為に泳げないのに救助を待ったり、頭を打っているのに助けを呼びに行ったり、浮気彼氏が最後は主人公の為に犠牲になったりと、人としての良心を見せて散っていくのは良かった。
ヨットを探しに行ったキャラにお守りをあげたのは、サメに食われてそのお守りをした腕だけ見つかるフラグだと思ったらそんなことは無かった。途中の灯りの件は新鮮な驚きがあって良かった。
主人公は手当をしていたし医療を学んでいたのだろうか。泳げない浮気した友人を残してまで怪我人搬送に着いていくんだから、これで逆に知識が無かったら驚く。最後に辿り着いた場所が無人島だったらどうしよう、と余計な心配を抱かせるラストだった。
S510

S510