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1秒先の彼のmellyのネタバレレビュー・内容・結末

1秒先の彼(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ぎりぎり暑いって言える日にみにいけてよかった!夏の映画だよね。『1秒先の彼女』が好きだったから観に行ったのですが、リメイクの塩梅が個人的にはちょうどよかったなと思いました。夏の京都って行ったことないけど、ずっと空気が、つまり温度や湿度が感じられる映画でそれがすごくよかった。主要キャストが微妙にみんなオリジナルと顔が似てみえるのがおかしかった。桜子ちゃんも性別違うのにちょっと似てない?ハジメの子ども時代の子、先に声が聞こえてうわ〜なんだっけこれ…と思って振り向いた瞬間に依里だ〜!!!って気づいてかわいくてにこにこになりました。彼の声すごくいいよなぁ、絶対に愛しちゃう声色をしている。ストーリーについてはオリジナルと大きく変わらなかったので言及することもない気がしているのですが、本当になんていうか、いろんなことの塩梅がちょうどよかったです。どちらもを愛せるリメイクだった。本当に、夏の終わりに見にいけてよかった。繰り返しになるけれど、温度と湿度が感じられる時それはいい映画、いいシーンだなってわたしは感じます。この映画は全編ちゃんと空気があって、それがすごくよかったです。



そういえば、エンドロール見てたら最後の方に「天然コケッコー製作委員会」って流れてきて天然コケッコー製作委員会?!?????ってなった。天然コケッコー製作委員会????…天然コケッコー製作委員会?!?????
「製作委員会」が何を表しているのかわたしは全く知らないのですが、なんとなくその映画を作る時に一緒になった団体につける名称のことだと思っていたので、そういうものが10年以上の時を経てもまだ存在するということに驚いた。それでいろいろを思い出して、わたしの映画好きって結構岡田将生さんから始まって岡田将生さんとともに入った世界かもな〜って思ったりして、そういう自覚なかったからびっくりした。初めて好きと思った映画が天然コケッコーで、初めて親に黙って1人で見に行った映画がアントキノイノチだったな。
…これもギリギリだったけど、ちゃんと劇場に見に行ってよかった。
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