久しぶりの映画館。個人的な話だけど、引っ越しまして。新しい住居の近くで、お店をぶらぶらして見つけた映画館。時間がちょうど良かったから観ただけで、事前情報全くなしで鑑賞。
明治と平安と神話時代の日本がごちゃ混ぜになったみたいな世界の中で、特殊能力を持つ血脈の人達が繰り広げるファンタジー。その中で、特殊能力の血脈に生まれながら、能力がないと家族にも蔑まれながら育った少女が恋をして成長する物語。
自己肯定感の低い少女が、家族と離れて新たな縁を結んで、本来の自分らしさや強さを取り戻す物語として、とても好き。正統派な少女マンガのような良さがあった。あと、明治を連想させる着物や小物や建物の古風な可愛さも眼福。
ファンタジーが絡むことでワクワクがかなり増えるのが良かった反面、だからこそ、そこをもう少ししっかり描いて欲しかった。最後、「ああ、そういうこと！すごい！」ってなった部分もあるけど、細かい所はあちこち「あれ？どうしてそうなった？」ってなってる部分もある。
あと、続きありそうな雰囲気なんだけど、なんだかんだで面白かったから上映されたら観に行きたい。
