このレビューはネタバレを含みます
鑑賞前に見たレビューで、実写版ジブリとか、大人向け日本昔話みたいなことが書かれてて、どういうことかと思ったが、なるほど。
自然×ファンタジー×夏だと、どことなくジブリっぽくなるのかもしれない。
でも実際は何がしたかったのかよくわからない作品だった印象。
ミッドサマーみたいな不気味なホラーみたいにしたかったのか。
映像の表現というかアートっぽさを出した作品にしたかったのか。
自然を大切にしろみたいなことを訴えるSDGs的な作品にしたかったのか。
なんか全体的に中途半端な印象。
6人にした意味とかもあるのかな。
なんか2人くらい全然ストーリーに絡まなかったけど。
ただ出演者の演技は素晴らしかった。
山田孝之は言わずもがな。最低な役をこれでもかと演じてて。
終盤マジで嫌いだった。
そしてびっくりしたのが桃果さんという女優さん。
初めて見たけれど、この人凄い。
卵を割られるシーンの反応が凄くリアルで感情こもってた。
それゆえに山田孝之へのヘイトがもう。
最終的に何を見せられたんだろうという感情が残ったけれど、出演者の演技力の高さや、独特な雰囲気の世界観も相まって、観ている間の没入感は高かった気がする。