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唄う六人の女のumihayatoのレビュー・感想・評価

唄う六人の女(2023年製作の映画)
5.0
あー楽しかった!
こういうちょっといいこと言う異界ミステリーみたいなの大好きだし、かなりフェチフェチしてて良かったなぁ〜

以下ネタバレ




まさかそんな環境問題というか原発問題をテーマにした映画とは思ってなく、地味にびっくり。
ちょっと説明しすぎだけど。

「自然と人間は〜」みたいなことを自然の素材映像バックに竹野内豊の声で聞かされてる時には、「映画の前に流れるマヨネーズのCMかよ(笑」と思ったし、自然(女たち)も未来(子供)達も全部虐待する山田孝之が最終的に木になった時には「いきすぎたディープエコロジストじゃないんだから(笑」とゲラゲラ見たもんですが、まさかの映画終わりに舞台挨拶があり(知らなかった)1番可愛いなぁと思ってた見つめる女の人が出てきてびっくり。
最終日に行くとこんなことあるんですね。

自然保護にいきなり目覚めた主人公が
「さっきまで無関心だったくせに!」
「内容聞いてたら本当に土地売らなかった?」
と言われてるのを聞き
東京でのうのうと暮らしつつ田舎の環境問題にやんや言う人達への、割とキツめの皮肉みたいなものが作品の中にあるのかどうか。
この主人公が死んだのは何故か?
もし舞台挨拶に出てきたのが監督だったら聞きたかったな。
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