わたぼう

パシフィクションのわたぼうのレビュー・感想・評価

パシフィクション(2022年製作の映画)
3.7
仏領ポリネシアの島が舞台のフィルムノワール? 『オルメイヤーの阿房宮』を彷彿させる高等弁務官の主人公。ポリネシアの海も空もピンクのロケーションは最高に美しくて行ってみたくなる。

フランスの核実験再開の噂、島の住民とフランス政府。その板挟みにあう主人公。ポリネシアの空と海と同じくピンクのネオンが妖しく輝くポリネシアンダンスバー「Paradise」。

アルベルト・セラの作品は観るのは『リベルテ』に続き2作目で、相変わらず闇を撮るのが巧い。それが見たかったのだけど、ただ永遠に終わらないのかと思うほど長い165分だった…
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