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パシフィクションのpherimのレビュー・感想・評価

パシフィクション(2022年製作の映画)
3.7
フランス人の育むタヒチ幻想が凝縮された、
ポリネシアまったりダークツーリズム。

ブノワ・マジメル扮する弁務官が、沖合の潜水艦での倒錯享楽や核実験再開などの噂を経巡る。アルベルト・セラ前々作『ルイ14世の死』の一点収束とは真逆ゆく“拡散”の妙趣。


『ルイ14世の死』https://twitter.com/pherim/status/1003254845560664064


『パシフィクション』のように、配給されても小スクリーン上映な作品がどデカい箱でかかるのも、映画祭ならでは。

で本作上映のよみうりホール(1100席)、2階席は578席中に観客たった10人ほど。165分中幾度か席を移して観たら、景色の変容が味わいの変化を生み新鮮でした。

TIFF中劇場画像:https://twitter.com/pherim/status/1585911807306534912
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