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パシフィクションのmanicureのレビュー・感想・評価

パシフィクション(2022年製作の映画)
3.6
フランス人の政治家がタヒチの不思議なクラブやホテルを歩き回りながら、権力のある立場のはずなのに何もコントロールが効かないことに気づいていくスロードラマ。核実験が行われていないかの妄想も抱いたるするが、結局3時間何も起こらないままだった。政治家がどれだけ現実と離れて、状況を理解できていないこと表現したかったのかな?最初は退屈していたが、少しずつ夢っぽいシュールな世界観に引き込まれてきて、最後あたりはカタルシスに近い気持ちになった。

内容に拘っているより、演出と表現に凝っているイメージなので、苦手な人が多いと思う。
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