HAYATO

バッドマン 史上最低のスーパーヒーローのHAYATOのレビュー・感想・評価

4.2
2023年411本目
『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のフィリップ・ラショーが、監督・脚本・主演を務めているので楽しみでしかなかったけど、やっぱり期待を裏切らない面白さ
下ネタ満載なので好き嫌いは別れそう
売れない役者のセドリックがヒーロー映画の主演に抜擢されるも、撮影中の事故で記憶を失い、自分が本物のヒーローだと思い込んでしまう
タイトル的にDC映画のパロディがメインになるのかと思っていたけど、MARVELもガッツリイジってます
アメコミ映画ファンにはたまらないパロディやオマージュが数えきれないほど散りばめられていて、どれもこれも最高に笑える
一瞬しか出てこないけどデブローガンのインパクトは凄いし、サム・ライミ版『スパイダーマン』の有名なキスシーンがあんなにも下品になっちゃうなんて
バッドマンのアクションシーンはなかなかのクオリティで、マントがないせいか、デアデビルやブラックパンサーの姿と重なった
ただ笑えるだけじゃなく、人間模様や伏線回収なんかもきちんと描かれていたのがとても良かった
「トム・クルーズに怒られろ」な映画でした
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