アメコミスーパーヒーローをフランスバージョンとしてパロディにしたコメディアクション作品。
フィリップ・ラショーが主演、エロディ・フォンタン、ジョージ・コラフェイスらが共演。
売れない役者のセドリック（フィリップ・ラショー）は、オーディションでフランスのスーパーヒーロー映画「バッドマン」の主役であるバッドマン役に選ばれる。そんな折、妹（エロディ・フォンタン）から警察署長の父が倒れたとの連絡を受ける。急遽、撮影用のバッドマンのコスチュームを着たまま撮影の小道具を積んだバッドモービルで病院へ向かうが、その途中で事故に遭い銀行に突っ込んで気を失ってしまう。意識を取り戻したセドリックには記憶が無く、自分が乗っている車に大金の入ったカバンと銃があることに気付き、さらにトランクには死体が入っていたことから、自分は銀行強盗犯人に違いないと思い込んでしまう....
バットマンやスパイダーマンの逆さ宙吊りキスシーン、ミッションインポッシブルのトム・クルーズ、X-MENのプロフェッサーX、ローガン、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーのハンマー、指パッチンなどのハリウッドネタのパロディシーンが目白押しです。
それらに加えて”最強のふたり”やノートルダム大聖堂の火災などのフランスネタもあり笑いが絶えず、映画を知っているほど楽しめる。
高圧洗浄機のイメージが強いケルヒャーの掃除機のシーンでは抱腹絶倒です。
コメディだけでなくラストはしっかりまとめているのが良いです。
「誰にだって夢があるだろう 私には二つある 悪を永遠に葬ることと美しい地球を守ること」
2023.11 VOD（吹替）
