広島カップ

フラッドの広島カップのレビュー・感想・評価

フラッド(1998年製作の映画)
3.5
冒頭から画面は水浸しでビショビショ、観ている私の自宅の部屋も湿っぽくなる。
青空ナシ、とにかく降って降って降りまくり、八代亜紀も「そこまでは頼んでないワ」と言うであろう降水確率100%、湿度120%の作品。

おまけに満水のダムの放水も重なって水没した舞台の町の水位が少しずつ上がって行く。そんな中で起きる大金の強奪を企てる悪党達vs警備員&警官という構図...だったのがこちらも少しずつ変化して行くというストーリーでなかなか引き込まれる。
本作のような雨の設定などは大袈裟であり得ないんですけど無茶降り雨中のシチュエーションがオンリーワンで成功しています。
これから空気の乾燥する季節になりますが本作を観ていると部屋の湿度が10%は上がるかも知れません。
※コロナ対策には部屋の湿度は40%が推奨されています。

こうした作品にお似合いの?水も滴るいい男?クリスチャン・濡れーター(スレーター)と、こうした作品もそつなくこなすモーガン・降りーマン(フリーマン)の組み合わせもいい味出していました。
広島カップ

広島カップ